最近、クラウドSIMを使ったwifiが増えていますね。クラウドサーバー上にSIM情報があって、複数の回線を利用することができるということで人気のサービスとなっています。
海外でもそのまま同じwifi端末を利用することができるということで、利便性も高いですし、利用しやすいサービスといえるのではないでしょうか。
ただ、2020年になって、クラウドSIMを採用している「どんなときもwifi」などに通信障害が発生してしまい大きな問題になりました。大規模な通信障害で、このどんなときもwifiはほとんど使えない状況となってしまい解約騒ぎとなり、新規の受付を停止するなどしています。
クラウドSIMを利用していたwifiの中でとく人気が高く、利用者が多かった「どんなときもwifi」がこういった通信障害を起こしてしまったことで、クラウドSIMは通信障害が起きやすいのではないかという疑問を持つ人も増えているようです。
実際のところ、クラウドSIMは通信障害が起きやすいのでしょうか?
クラウドsimは通信障害が起きやすい?
結論を先に言ってしまうと、クラウドSIMが通信障害を起こしやすいということはありません。
クラウドSIMは「uCloudlink社」という中国の会社が大元になって提供していますuCloudlinkの日本法人はどんなときもwifiなどの通信障害を受けて、クラウドSIMには問題ないということを発表しています。
クラウドSIM自体は正常にサービスを提供していて、どんなときもwifiの通信障害は、あくまでもどんなときもwifiの運営サイドの問題であると発表しました。
仕組みがちょっと複雑になっていますが、uCloudlinkがプラットフォームを提供していて、どんなときもwifiの運営はそこを利用させてもらうという関係だったようです。
プラットフォームには問題はなく、どんなときもwifiのほうに問題があったということのようです。
具体的にはどんなときもwifiの運営側がSIMカードを自ら調達しなければならなかったところ、これを調達することができなかったことで起きたようです。
新型コロナの影響なのか分かりませんが、本来であれば、手に入れることができたSIMカードが届かなかったために、通信制限をかけざるを得なかったというわけです。
その結果、通信障害が起きて、速度制限がされたり、まったく繋がらない人がでたりしてしまいました。最終的には解約の申し出が続出し、新規受付停止などの対応をとったようです。
どんなときもwifiの対応が遅くて、ずさんだったということもあり、ネット上では炎上のような感じになってしまいました。サポート対応も良くなかったみたいですね。
どんなときもwifiの通信障害については、こうしたことが背景にあるということで、クラウドSIM自体には問題はないようです。
クラウドsimはやめたほうがいい?
クラウドSIMで今後、どんなときもwifiと同じような通信障害が起きる可能性というのはゼロではないと思いますが、クラウドSIM自体には問題はないので、そこまで心配する必要はないと思います。
実際に現在、「THE WIFI」や「ゼウスwifi」といったクラウドSIMを利用したwifiはいろいろ登場していますが、いまのところ、大きな問題は起きていないようですし、クラウドSIMも問題なく使えているようです。
クラウドSIMだからダメというわけではないということですね。
とくに心配する必要はないと思いますが、どうしても気になるという場合には、契約期間の縛りがないwifiを選ぶといいかもしれませんね。
契約期間の縛りがなければ解約したいときにすぐに解約できて、高額な解約金もかかりませんので安心です。
あとはある程度、容量が制限されているwifiを選んだほうが安心だと思います。容量無制限だと利用者が増えると回線が圧迫されて通信障害が起きる可能性があります。
容量が月100GBなど制限されているものであれば、会社側は対応しやすくて、容量無制限のwifiよりは通信障害が起きるリスクは低いといえます。
この条件に一致しているwifiとしては最安値保証wifiがあります。最安値保証wifiであれば、容量は100GBまでで、契約期間の縛りもないので安心して利用できると思います。
最安値保証wifiについてのメリット、デメリットをまとめた記事もありますので興味があればこちらもチェックしてみてください
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